創業50年は社員やご家族と共に築き上げてきた
「信用と信頼」の証
当社は1974年10月に創業した総合商社です。
創業メンバーは、以前勤務していた会社が倒産し、多くの従業員やそのご家族が路頭に迷うという不幸を経験いたしました。また債権者会議では激しい罵声を浴び、会社を潰すことがどれほど多くの方々を不幸にするものなのかを身に染みて痛感し「絶対につぶれない会社を、そして社員一人ひとりが夢や希望を持ち、働き甲斐のある、ロマンのある会社をつくろう」と呼びかけ、同じ志のもとに集まったメンバーで『同志社』(後にドウシシャに名称変更)を創業いたしました。このことから、当社は創業以来『つぶれないロマンのある会社づくり』を“創業の精神”として経営理念に掲げております。
2024年10月、当社は創業50周年を迎えました。当社は一般消費者の皆様にはあまり馴染みのない会社かもしれませんが、これまで流通業界の常識を打ち破る画期的なアイデアやビジネスモデルを次々と展開することで成長し、現在はグループ全体で従業員数約1,400名、売上高は1,000億円を超える程となり、東証プライム市場にも上場しております。
これは単なる業績数値ではなく、「つぶれないロマンのある会社づくり」に賛同し、苦楽を共にして来た同志達や、それを支えるご家族の皆様達と共に築き上げてきた「信用と信頼の証」だと自負しております。
私達ドウシシャはこれからも「つぶれないロマンのある会社づくり」を追求し、また次の100年に向けた新たな成長を目指し歩みを続けてまいります。
「つぶれないロマンのある会社づくり」のための経営基盤
「つぶれない会社づくり」と一言に言いましても、想いだけでは実現することは出来ません。当社はこれまでの50年間の歩みのなかで「つぶれない会社づくりのための仕組み」を徹底して構築してまいりました。
どれだけ業績が良くても、現金がなければ会社は黒字でも倒産しますし、将来のビジネスに繋げることも出来ません。また、仮に南海トラフ地震などの大きな災害が起き国内流通が停滞した場合に、企業に蓄えが無ければ従業員やステークホルダーを守ることが出来ません。そのため当社は、期間の収益だけでなく、現金収入と支出のバランスや、在庫の入・出・残の管理を徹底するなど「キャッシュフロー」を重要指標として管理しております。与信管理も徹底しており、貸倒比率0.0011%と業界平均を大きく上回る水準となっています。
また、当社は取扱商品カテゴリー毎に13の事業部に分け、独立採算制をとっております。取扱い商品は年間50,000アイテムに登り、販売先は4,800社を超えております。これは、特定のビジネスモデルや取引先に依存しない体制とすることで、特定分野の市場環境が悪化した場合でも、当社全体が業績悪化するリスクを分散し、より安定した収益基盤を確保するためのものです。
こういった仕組みを構築することで、現在の自己資本比率は 80.1%(24/3期時点)と、40%以上が”安定企業”と言われる中で、非常に高い水準を保ち続けています。
入社後の活躍をサポートする
キャリア支援制度
ここまで「つぶれない会社づくり」についてご説明しましたが、単につぶれないだけではいけません。働く社員が仕事を通じて夢や希望を感じられる、働き甲斐のある会社でなければ意味がありませんし、事業活動を通じて社会に貢献出来る会社でなければ会社が存続する意義がありません。
そのため当社は、豊富なキャリア支援制度を充実させることで、社員がそれぞれの目標に向かってより成長できる環境作りにも力を入れております。
全社員を対象とした年1回の自己申告アンケートでは、仕事へのモチベーションや、職場環境、生活環境における悩みを社員と人事企画部とで共有しております。またそれらの情報は、社内公募制度によるジョブローテーションや、社員自らが希望して新しい環境でチャレンジできるFA制度に繋げることで、社員のキャリアアップ支援に取り組んでおります。
入社3年以内の若手社員に対しては、入社前後の研修だけではなく、入社後は選任された先輩社員がしっかりサポートするトレーナー制度や、人事との定期的な面談を実施し、仕事の悩みや職場での人間関係の悩みを共有し、必要に応じて一緒に解決するコンディションチェックという取り組みを行っております。悩みを1人で抱え込まずに気軽に相談できるよう、若手社員に寄り添ったサポート体制を徹底しております。
「ドウシシャに入社してよかった」
そう思っていただける企業を目指して
就職活動は、学生の皆様だけでなくご家族の皆様にとっても人生の大きな節目であり、不安や迷いを抱くことも多い時期かと存じます。
当社は、そういった皆様の不安を少しでも解消できるよう、積極的な情報開示やサポートを行っておりますので、ご不明な点、疑問に思われる点がございましたら人事企画部へお申し付けください。
また、未来への第一歩を踏み出そうとしておられる学生の皆様には、その一人ひとりの可能性や夢を大切に、ご家族の皆様と一緒になって応援することをお約束いたします。その過程でもし当社とは違う道を選ばれることになったとしても、一期一会のご縁を大切に、その後の成長を見守り、活躍を我が事のように喜びあえる、そんな関係を作っていきたいと願っています。
そしてもし、同志として一緒に働きたいと思っていただけたなら、また入社した後も「ドウシシャに入社してよかった」と心から喜んでいただければ大変嬉しく思いますし、そう思っていただける会社をこれからも目指してまいります。
「体育会系の社風」という書き込みを見ましたが、実際はどうですか?
一言に「体育会系」と言いましても、人それぞれでその捉え方が異なります。本来的には「精神論や根性論」「目上の者への服従」「体力重視の仕事」といった事柄をを連想しますが、必ずしもその様な定義と照らし合わせて使用されている訳ではないため、誤解を招く言葉でもあります。
当社の社員は社外の方から「体育会系の社風ですね」と言われる事も多いですが、多くの場合は「社員が明るく活発で行動力がある」「目標達成への意欲が高い」「ビジネスマン必須の礼儀やマナーが徹底されている」という点を指して言われる事が多いようです。これらは当社の求める人物像のひとつである「バイタリティ溢れるアクティベータータイプ」とも一致しておりますが、スポーツ等の分野で一定の成果をあげてきた方々に比較的多く見られる特徴なのかもしれません。
また、当社の求める人物像には上記以外に2つ、市場の動向やトレンドに敏感で、常識に捉われない自由な発想で課題を解決できる「新たなアイデアで魅力を創り出すセールスイノベータータイプ」と、高い目標を設定し、その達成に向けた戦略を立案し、強い意志を持ってチームを引っ張る「周囲を牽引するビジョンリーダータイプ」を設定しております。そういった背景から、自身のアイデアを積極的に発信する社員や、失敗を恐れず新たな挑戦をして成果を出している社員も多く、これらもドウシシャの社員の特徴としてよく挙げられます。いずれにも共通する事として「自ら考え、自ら主体的に行動する」ことが求められますし、社員にも根付いているのだと思います。
残業が多そうなイメージがあり、心配です
ワークライフバランスを実現させるための支援制度について教えてください。